ここ最近Twitterでこれを読むのがマイブームです。

正直言って僕のいきものがかりに関する知識なんて「ありがとう」「風は吹いている」良い曲だなあ、とかその程度なんですが、ギターの水野さんについては、曲作りの流儀やら音楽論みたいなものを時たまつぶやかれているのがけっこう面白くて、1年ほど前からフォローはしてたんです(正直他のメンバーのお二人は、顔はわかるけど名前は知らなかった・・・)。

 そしたら、こんなツイートが流れてきまして。 


なんでもいきものがかりは今年の3月でデビュー10周年だそうなんですが、そのデビュー10周年記念日までに、グループの歴史を水野氏が不定期で振り返る、というファンの方からすると大変うれしい連載(?)をツイッター上でおこなっていらっしゃるんです。

該当のツイートは上記の10月28日のものから始まって、1月11日現在で(227)まで続いています。ちょうどデビュー10周年の3月に最終回を迎えるように書いてらっしゃるのかな(水野さんのツイッターアカウントの「いいね」を開くと全部読むことができます)。

これが、水野氏のそもそもの文章力も相まってほんとに面白く仕上がってるんです。はじまりは上記の通り、小学生時代のメンバー二人の出会いからで、そこからボーカル吉岡さん加入前の2人が路上ライブをやってた時代(そもそも僕はこのお二人がグループの起源だったことも知らなかった…)の話や、吉岡さん加入のエピソード、厚木の路上ライブでたくさんの人を集めたこと、そこから活動休止状態になった話や、メジャーデビューの話やラジオ初出演の話などなどなど、彼らの歴史を大変丁寧に解説していらっしゃいます。








すみません、 1ツイートずつ切り取っただけだとわけがわからないかと思いますが、なんとなくどういうところがいいのかはわかっていただけるかと思います。当時の情景描写、心理描写が超リアルで(なんせ当のご本人なので)、今や紅白でトリを飾ったりもするようになった、全年代が支持する国民的音楽グループがどうやって出来上がっていったのかを楽しく知ることができます。

 特に上記の活動休止となった理由として綴られていたボーカル吉岡氏が突如「歌えない」と言い出したというエピソードのところは大変読ませます。「歌うことの基礎ができていない自分にはまだ歌う資格がない」という言葉は、彼女の歌に対する真摯な姿勢が伝わり、その上で彼女の歌声を聴くとより心に染み入るのであります。そしてそんな彼女を待ち続けるメンバー二人。グループ愛です。

といったかんじで 1つの音楽グループができあがっていく過程をこうやってなぞっていけることもかなり貴重なことかと思いますので紹介させていただきました。


全部読んだら いきものがかりの曲が聴きたくなりますよ。ほんとに。