いよいよ来月に迫りました。夏の一大イベント、ROCK IN JAPAN FES 2014。押しも押されぬ夏の邦楽ロックフェスの雄でございます。
ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2014年 07月号 [雑誌]ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2014年 07月号 [雑誌]
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なんでも、今年はフェス開催1年目から数えて15年目のアニバーサリーイヤーなんだそうです。
そんな節目なだけあって、フェス運営側も相当気合入ってるようでして、なんと、今年は週をまたいでの4日間開催を決定したみたいです。同じく夏の邦楽ロックフェスの雄、SWEET LOVE SHOWERがスペシャの開局25周年を名目に開催期間を延ばしたのも、実はこれに対抗するためだったのかなぁなんて邪推してしまいます。

そんな今年のRIJF、出演アーティストの一覧はこんなかんじです。


2014年8月2日(土)
<出演者>
赤い公園 / ACIDMAN / ART-SCHOOL / avengers in sci-fi / 家入レオ / Every Little Thing / ALL OFF / 快速東京 / KANA-BOON / KICK THE CAN CREW / KEYTALK / group_inou / Crossfaith / go!go!vanillas / ゴールデンボンバー / coldrain / Silent Siren / SAKANAMON / さよなら、また今度ね / サンボマスター / the chef cooks me / CTS / 湘南乃風 / SOIL & "PIMP" SESSIONS / 曽我部恵一 / DAISHI DANCE / Czecho No Republic / Dragon Ash / BUZZ THE BEARS / PUFFY / Hello Sleepwalkers / FOLKS / フジファブリック / フラワーカンパニーズ / HEY-SMITH / ボールズ / マキシマム ザ ホルモン / moumoon / 山崎まさよし / LUNKHEAD / LAMP IN TERREN / RIP SLYME / Lyu:Lyu / ROTTENGRAFFTY / and more

2014年8月3日(日)
<出演者>
アスタラビスタ / [Alexandros] / ANGRY FROG REBIRTH / Wienners / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / Galileo Galilei / 木村カエラ / Qaijff / 空想委員会 / GOOD4NOTHING / KREVA / ケツメイシ / KEMURI / サカナクション / 坂本真綾 / cinema staff / シャムキャッツ / SPECIAL OTHERS / 高橋優 / TarO&JirO / Chara × 韻シストBAND / 東京カランコロン / Dr.DOWNER / TOTALFAT / TRICERATOPS / tricot / ドレスコーズ / 9nine / NICO Touches the Walls / ねごと / HUSKING BEE / 秦基博 / THE BACK HORN / ハルカトミユキ / HAN-KUN / FLiP / the brilliant green / Hermann H. & The Pacemakers / UL / UNISON SQUARE GARDEN / RAM RIDER×TEMPURA KIDZ / Rihwa / LEGO BIG MORL / locofrank / 忘れらんねえよ / ONE OK ROCK / and more

2014年8月9日(土)
<出演者>
赤色のグリッター / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 安藤裕子 / androp / 宇宙まお / CAPSULE / きゃりーぱみゅぱみゅ / キュウソネコカミ / QOOLAND / ゲスの極み乙女。 / GOOD ON THE REEL / グッドモーニングアメリカ / くるり / ZAZEN BOYS / Suck a Stew Dry / スガシカオ / ソウル・フラワー・ユニオン / チームしゃちほこ / チャットモンチー / テスラは泣かない。 / でんぱ組.inc / DOES / tofubeats / 中川翔子 / Nothing's Carved In Stone / KNOCK OUT MONKEY / back number / B-DASH / ヒトリエ / ファンキー加藤 / FOUR GET ME A NOTS / プリシラ・アーン / The Flickers / BOOM BOOM SATELLITES / Base Ball Bear / POLYSICS / The BONEZ / MY FIRST STORY / 真心ブラザーズ / The Mirraz / 森は生きている / N'夙川BOYS / and more

2014年8月10日(日)
<出演者>
ASPARAGUS / アルカラ / indigo la End / AIR SWELL / エレファントカシマシ / 大森靖子 / OKAMOTO'S / THE ORAL CIGARETTES / ORANGE RANGE / 加藤ミリヤ / きのこ帝国 / 9mm Parabellum Bullet / 小林太郎 / 在日ファンク / THEATRE BROOK / SHUN / 真空ホロウ / スキマスイッチ / SCANDAL / SCOOBIE DO / THE STARBEMS / SEKAI NO OWARI / tacica / dustbox / This is Not a Business / 10-FEET / 東京女子流 / 中田裕二 / 中村一義(Acoustic set) / Northern19 / the HIATUS / 爆弾ジョニー / パスピエ / HAPPY / BIGMAMA / Theピーズ / THE PRIVATES / Plastic Tree / plenty / 前田敦子 / miwa / MONGOL800 / ユニコーン / RHYMESTER / Large House Satisfaction / and more

ちなみにタイムテーブルはこちら

すんごい数っすね…さすがに4日開催ともなると参加アーティストの数もはんぱじゃないです。こんだけのメンツが並ぶと誰をどう選別するか、非常に悩ましいところ。
というわけで、当日のステージまわりの参考にしていただくべく、何組か僕が個人的に注目する出演アーティストをご紹介したいと思います。服装とか宿泊先・ホテルどうするとかグッズは、とかいろいろ調べることあるかと思いますが、まずは曲とアーティストを。曲とアーティストを勉強してセトリ予想とかいろいろしちゃいましょう!

※有名無名関係なく、純粋に僕が観たい、と思うアーティストを抽出して並べています。

 ■2014年8月2日(土)

・ゴールデンボンバー
 
ロックインジャパンフェス初出場。昨年あたりから元AKBの前田敦子氏が出場したり、とわりとアーティストの枠を設けない方向に動き始めている感のあるこのフェス。今年は金爆を大抜擢いたしました。


まさか彼らが、というかんじでしたが、まあ間違いなく盛り上がるんでしょう。

・SOIL & "PIMP" SESSIONS
 
昨年から急激にフェス等への出演を活発化させはじめた彼ら。



「爆音ジャズ」と評される彼らの奏でるサウンドはまじ必聴です。ストレイテナーや椎名林檎等のビッグネームとのコラボ歴を持つだけに、ライブへのゲスト乱入にも期待してしまいます。


・DAISHI DANCE
 
DJの方です。僕も詳しく知ってるわけではなかったんですが、数年前に聴いたジブリの曲を集めたリミックスアルバムがめちゃくちゃ良くて、よく聴いてました。

こういうフェスに出ること自体珍しいので、注目です。

・マキシマム ザ ホルモンからのKICK THE CAN CREW
 

これはアツいですよ!タイムテーブルを見ると、GRASS STAGEのトリのいっこ前がホルモン、その次にトリのキックとなっている。この2グループを梯子できる日が来るなんて誰が想像したでしょうか。
小中あたりでKICKを聴いてほんのりヒップホップ文化を学び、成人してホルモンの音楽に浸かるようになった、という方も少なくないはず。そんな方々にとってはたいへん胸熱な流れとなってます。個人的にはこのあたりが、4日間のうちで一番のおすすめなところです。 


■2014年8月3日(日) 

・Chara ×韻シストBAND
  
あのヒップホップバンド、韻シストのバンド隊がCharaのバックバンドをやる、というなかなか面白いユニットです。なにげにこの組み合わせで全国ツアーとかしてるみたいです。知らんかった……。あの適度にゆるいヒップホップバンドと奇跡の歌声なCharaのコラボレーション、どんな仕上がりになるのか大変興味深いです。

・サカナクション

サカナクションが、あの大きなステージのトリで出るってだけで、この日に行く価値があるってもんです。
夕闇の中のサカナクション、いいだろなぁ。

やっぱり最新曲が聴きたいな~
 

◼︎2014年8月9日(土) 

・チャットモンチー
 
ボーカル、橋本氏が自身の妊娠、出産を理由に活動休止を発表したのは記憶に新しいところ。この休止期間を経ての復活ライブ一発目がこれ。観るしかないっすね。

・ASIAN KUNG-FU GENERATION

普通に、アジカン好きなんで。ここ数年、以前に比べてロッキングオン主催のフェスへの出演率が高い気がします。今や一フェスを主催する大物バンドですからね。それをフェスの一ステージで観れる。贅沢です。

◼︎2014年8月10日(日) 
・indigo la End

「ゲスの極み」名義でなく、こっちでも出演しているそうです。2014年はどっちのバンドも各地のフェスに引っ張りだこな様子。押さえておきたいアーティストです。

・10-FEETとRHYMESTERのRIJ初絡み?

が、テンフィのステージであるんじゃないかと勝手に予想しております。というのも、この間ご紹介したように、10-FEETは先日各界の大物アーティストとのコラボレーションアルバムを発表したばかり。その中の一曲、「Focus」でライムスターとのコラボを実現しているんです。その日のSTAGEのトリを務めるライムスター、テンフィのステージへの乱入、ありそうじゃないですか?

・SEKAI NO OWARI

なんといいますか、大変感慨深いですね。セカオワが、RIJの大トリを務めるんです。それも史上初の4日間開催である今年に。
確かに2013年、2014年は彼らにとって本当に飛躍の年で、すっかり大御所アーティストの仲間入りを果たした感があります。ロッキングオンから、これからの「ロキノン系」の未来を託されたような、そんなメッセージ性を感じる彼らの配置です。そのメッセージを受け取った彼らがどんなステージを見せるのか、必見でしょう。