最近こればっかり聴いてる。
 
songs of  instrumentalsongs of instrumental
SAKEROCK,JUNE,ハナレグミ,山田里香,蓮実重臣

カクバリズム
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先日両A面シングル、「Crazy Crazy / 桜の栞」をリリースしました、あの星野源氏擁するインストスカバンド、SAKEROCK。

このアルバムは2006年に発売されたものでございます。 
インストバンドと言えば、真っ先に思い浮かぶのは、やはり僕らのSPECIAL OTHERSでしょうか。

彼らにも相当ドはまりした僕ですが、SAKEROCKもなかなかのもんです。

スペアザのような、ジャムバンド特有のキーボードを中心とした音の連鎖はないものの、ギター・マリンバ、トロンボーンにドラムといった、スカバンドとして必要最低限の楽器を携えた安定感のある演奏は、ほんとに聴いててクセになります。曲を一聴するやいなやリミットブレイクして曲に入り込む、といった派手さはないものの、耳馴染みがよく、一生死ぬまで定期的に聴いていられそうな安定した曲を聴かせてくれます。


で、上記の「songs of instrumental」がサケロックのそんなゆったりした面を押し出した一枚だとすれば、その対極、ちょっぴりはじけた印象を持つのが、2010年に発売されたこのアルバム。

MUDAMUDA
SAKEROCK

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「はじけた」とは言っても、そこはSAKEROCKで、明るく楽しい曲調でありながらも、テンポはゆっくりめ。「songs of instrumental」はかなり少しハワイアンなイメージが強い曲が多いんですが、このアルバムは、「インストバンド」な楽曲がずらっと並んでいます。
最近聴いてるのは「songs~」だけど、一番好きなのはこれです。 

で、この二枚のちょうど間、「インストバンド」なイメージを強めつつもより独特の脱力感を鮮明にしたアルバムがこいつ。

ホニャララホニャララ
SAKEROCK

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2006年の発売。いいですね。アルバムタイトルが「ホニャララ」ですからね。アルバムの前半ではタイトルそのままの脱力感全開。

アルバムタイトルになっているこの曲を聴くだけでも、その片鱗を覗くことができます。


と、こんな曲をアルバム前半にぶちこみながらも、後半には切ないイメージの楽曲を奏で、聴き手を感動に導く。たいへんずるいアルバムです。


とまあ、なかなかクセはありますが、ハマれば非常に自分の音楽のストックに深みを増すことがきるであろうアーティストでございます。SAKEROCK。こういうストレートなようでいて、その実複雑なことをやっている、といったところは、現在の星野源氏のソロ活動とも非常に共通するところがあるなあ、と最近聴いてて勝手に思ったりなんかしています。


というわけで、SAKEROCK、四の五の言わないで、とりあえず聴いてみて下さい。たいへんおすすめでございます。

 
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