長い冬を越え、ようやくぽかぽか暖かくなって参りました。
いいですね。春。こないだ25歳となった僕なんかは、さすがに大人としての自覚も芽生えてきたのか、新年度を前にシャンとせないかんなあと、一人気持ちを新たにしているところでございます。


さて、季節は春、ということで、新生活を間近に控え、期待と不安の入り混じった、春特有のなんとも言えない気持ちになっている方も多いのではないでしょうか。
そんな皆様の生活に彩を与えるべく、僕の思う「春の名曲」を7つ並べてみたいと思います。
1.Perfume ワンルーム・ディスコ
  
「新しい場所でうまくやっていけるかな」と、新生活をスタートする人々への応援ソングであるこの曲。これだけ季節感の強い歌詞を用いているPerfumeの曲はかなり珍しいんじゃないでしょうか。一方でサウンドはバリバリのテクノポップで、ライブでイントロが流れるだけでオーディエンスが熱狂するような、めちゃちゃノリの良い曲でもあります。そういうギャップがまたよいんです。
ちなみに Perfumeの「春の曲」といえば、「マカロニ」を思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか。あちらは、歌詞に直接的ではないものの、卒業を暗に示しているようなワードを用いており、曲調もたいへん春っぽいです。そっちもよかったら聴いてみてください。 


2.スピッツ 正夢

シングル発売のタイミングは全く春に関係のない11月なんですが、なぜか個人的に春のイメージが強いんです。なんでだろう…と考えてたんですが、これ、11thアルバム「スーベニア」収録曲なんですよね。
このアルバムはスピッツ00年代の名曲「春の歌」や「みそか」や「ありふれた人生」なんかを収録していて、古くからのスピッツファンの方とはちょっとズレてるのかもしれませんが、平成2年生まれの僕にとっては大変思い出深い1枚で。で、冬に発売されたものではあるものの、「春の歌」から始まるこのアルバムを、僕はこの季節によく聴いてたんですね。そうしてアルバムの中腹に据えられたこの曲に、「春の歌」以上の春のイメージを抱いてしまった、と。
でも僕の主観を除いても、けっこう春っぽい曲だと思うんですよね。これ。


3.チャットモンチー 桜前線
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チャットモンチー

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(↑収録アルバム)

どの動画サイトにもこの曲単体では載ってなかったので音源は載せられないんですが…この曲はほんとにすばらしいんですよ。
こんな爽やかなタイトルでありながら、「どうでもいい」「くだらない」の連呼から始まるダークなイントロ、そこから「巻き寿司にジンジャエール持って」と、一転花見の華やかな雰囲気に持っていくサビ。こういう明暗が同居してる星野源さん的な歌詞を綴る元メンバーの高橋氏はほんとに素晴らしかったなあと、今この曲を聴きながら一人うんうんうなずいております。僕の知っている春曲の中でもベスト3には入る一曲です。


4.サカナクション なってったって春
 
(3:30くらいから「なんてったって春」のとこ)

ここの7曲の並びのなかではなんとも異質な曲だが、最も「春」という季節のおもしろい一面を切り取れている一曲。「春」といえば、桜、卒業式入学式、新年度のスタート…とフレッシュなイメージが先行する季節だが、一方で、雷がゴロゴロ鳴り、雨が降り、生暖かい風が吹く嵐の夜もある。春のこういうところを切り取って、「だんだん君は大人になってった」「なんてったって春だ」と歌い上げるサカナクションのセンスには脱帽するしかないっすね。この動画だとだいぶ雰囲気が違うので、ぜひCD買って聴いてみてください。


5.フジファブリック Sugar!!
 
2009年開催のWBC(ワールドベースボールクラシック)の主題歌として起用された曲で、フジファブリックは知らなくてもこの曲は知っているという野球好きも多いのでは。フジファブリックの曲の中では珍しく、ひたすら前向きな歌詞で、疾走感あふれるアップテンポな曲。「上空で光る星めがけ」て「全力で走れ」と歌う志村氏に勇気づけられます。
たしかWBCは毎回春開催で、季節の変わり目の、例年なら野球なんて全然観ないこの時期に日本が世界一になる瞬間を観て、なんとも不思議な気分になったことを覚えています。新年度が始まり、自分を奮い立たせたい時に聴きたい一曲です。


6.レミオロメン 3月9日
 
ご存知、卒業式シーズンの定番曲。僕が中学生のときに発表された曲で、カラオケなんかにいったらみんなこぞってこの曲を歌いたがりました。なんだかんだレミオロメンの全盛期と僕世代の学生時代ってかなりかぶってるんですよね。特に彼らの初期の曲、「南風」や「アカシア」やこの曲なんかはめちゃくちゃよく聴いてました。ちなみに挿入歌として使用されている「1リットルの涙」なんですが、当時ちょうど塾の時間と重なってたかなんかで泣く泣く観るのをあきらめて、学校の友人との会話から置いてけぼりにされた、という忌まわしい思い出があります。


7.くるり 春風

僕がまだ高校生の時。家から学校にチャリンコで向かう道中、河川敷にびっしりと咲く菜の花を発見し、なんて綺麗なんだこれは、としばらく見とれていると、ちょうどウォークマンのシャッフル機能のアレで、この曲が流れてきた。いま思うと高校生ながらえらくじじくさい感情なんですが、その時になんというか、ものすごく幸せな気分になったんですよね。あのイントロのギターの音と、岸田氏の歌声を聴き、そんなかんじになったのを覚えています。
「帰り道 バスはなぜか~」のところとか、泣けますねえ。さわやかでゆったりとした、ミドルテンポな一曲です。


……はい。いかがでしょうか。最近の僕は、もっぱらこの7曲をプレイリストに入れて聴いてます。
まあ春だのなんだのに関わらず、良い曲は良い曲なんですが、やっぱり季節によって聴こえ方が違ってくるってことはある気がしますよね。参考にしてみてください。