このページでは、グッドモーニングアメリカのレビュー、人気曲、おすすめ曲を掲載しています。
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(グッドモーニングアメリカ公式サイトより転載)

 金廣真悟(Vo, G)、渡邊幸一(G, Cho)、たなしん(B, Cho)、ペギ(Dr, Cho)からなる4人組バンド。2001年に前身バンドfor better, for worseを結成し、2007年より現在のバンド名に変更。for better, for worse時代は英語詞だったが、バンド名変更を機に日本語詞へと切り替え、サウンドもよりポップさを増す。2008年より現在の編成で活動を開始し、自主企画の開催やリリースを積極的に行う。2012年冬には初のワンマンツアーを成功に収め、2013年5月に1stフルアルバム「未来へのスパイラル」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2014年1月にはシングル「イチ、ニッ、サンでジャンプ」とライブDVD「『未来へのスパイラルツアー2013』ファイナル@渋谷O-EAST 2013.10.05」を同時発売した。
(ナタリーより引用) 

キてますねー。グドモ。
上記の通り、 つい先月メジャー1stシングルを出しまして、メディアへの露出も増えまくっております。


考えてみれば、居そうで居なかったですよね。こういうハスキーボイスで明るく元気でまっすぐな日本語詞でエモくてポップなバンドって。
ともすればそのまんまというかストレートすぎるあまり、数ある日本語バンド達に埋もれてしまいそうですが、そうはならなかった。ここまで大きな存在になってしまった。それだけでもすんごいことですよねー。

 彼らのシーンでの存在感を示すエピソードとしてひとつあるのは、20バンド20曲収録のV.A.、『あっ、良い音楽ここにあります。1 』の企画、販売、およびそれと連動して行われたライブイベントである『あっ、良いライブここにあります。』の開催でしょう。

あっ、良いライブここにあります。2013 OFFICIAL WEB SITE

これ、けっこう名だたるアーティストが出演してるんですよね。 
AJISAI、アルカラ、セカイイチ、オワリカラ、GOING UNDER GROUND、LUNKHEAD、忘れらんねえよ(紹介記事あり)、KANA-BOON(曲紹介記事あり)などなど。僕が彼らを知ったのもこのフェスがきっかけです。

ナタリーのインタビュー記事を読んでいただけるとわかりますが、このバンド、出てきたのは最近ですが、けっこう活動期間は長くて、その分だけ相当いろんなバンドとつながりを持ってるんですよね。この記事では同じ事務所のBIGMAMAやTOTALFATとは仲が良くて友達です、みたいなこと書いてました。

グッドモーニングアメリカ「未来へのスパイラル」インタビュー

出自が英語詞のメロコアバンドで、でもそこから方向転換して、試行錯誤して。それと並行していろんなバンドに刺激を受け、また愛されてる。
そんなバンドだからこそ、こんだけまっすぐな曲を歌ってもちゃんと刺さるんだなーとこれ読んでて思いました。

あ、ちなみにこの記事、彼らの歴史はもちろんのこと、たなしん氏(サングラスかけていっつも半裸かパンツ一丁の人)がどういう経緯でこのキャラになったのかとか書いてて、ファン必見だと思います。


以下、僕のグッドモーニングアメリカのオススメベスト3!  

【1位】 未来へのスパイラル

グドモと言えばこの曲。この曲と言えばグドモ。
メロディ、歌詞がキャッチ―なのはもちろん、非常に聴かせる演奏をしてくれてます。0:25くらいからのギターとかかっこいい。「希望と絶望が循環でなく未来へのスパイラル」っていうサビの歌詞とかおもしろい。 
すっかりライブの定番曲となりつつあるみたいです。カラオケで歌ったらきもちいだろなー。

 【2位】 イチ、ニッ、サンでジャンプ

 上にもちょっと書いてます、先月リリースされたグドモのメジャー1stシングル。
いやー、キャッチーすな。そのまんまどっかのアニメの主題歌にできそうです。こういうまっすぐで明るく楽しい曲をやってくれるバンドってやっぱりありそうでないんですよ。

 【3位】餞の詩
 
まず「餞」を「はなむけ」と読むことを知らなかったゆとり世代ド真ん中の僕ですが、この曲はほんと良いですね。基本彼らの曲って上の2つと同じくアップテンポな明るいやつがほとんどなんですが、これは一転しっとりなバラードです。それでも軸はぶれてなくて、結局おんなじことしか言ってないですが、やはりこの曲も彼らのまっすぐさが際立つ仕上がりになっております。 


と、さんざん「まっすぐ」だの「そのまんま」だの、ともすれば悪口になっちゃうようなことばかり書いてますが、僕が言いたいのは「そのまんま、直球ストレートなポップをやってこんだけ刺さる曲を作るグドモはすごい」ってことです。
 メロコアバンドとして長くやってて、そっからこっちに方向転換して、その結果こんだけのものを作りだした。これってほんとにすごいなあと思うわけですよ。

「餞の歌」と同時期に出たこれとか、まさにそのへんを表してます。

「輝く方へ」