☆このアーティストのアルバムは、僕のおすすめCDストアにて、殿堂入りCDとしてご紹介しております。ぜひご覧下さい☆

今回はチャットモンチーを紹介いたします。
以前の曲紹介の記事でも触れたように、このチャットモンチーは本当にいろいろ僕の思い入れが強いバンドでして。
例によって名盤紹介というよりは完全に僕のお気に入り紹介になっちゃってます。

が、それもちゃんといろいろ理由があってのお気に入りなので。その辺を楽しんでいただければと思います。


第3位 「告白」
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チャットモンチー

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チャットの知名度を一気に引き上げた曲と言えば、そう、みなさんご存知「シャングリラ」です。この一枚前の「生命力」収録。
あれで良くも悪くも、ゼロ年代の「若手ガールズバンド」の代表格として見なされるようになり、結果「生命力」はチャットのアルバムの中でもかなりポップな曲が多い一枚でした。

この「告白」は、そこから一歩突き抜けて、テレビラジオ向けのポップさを含めつつ、その時のチャットがやりたいことをやったのであろう仕上がりになっております。

例えば一曲目の「8cmのピンヒール」。

このアルバムの先行シングルである「染まるよ」や「Last Love Letter」についてメンバーは、自身のインタビューの中で、「同年代の人に共感してほしい」曲だとコメントしており、実際に二曲ともなかなか大人な歌詞、メロディでで構成されています。

この二曲に対して「8cmのピンヒール」は、そんなチャットの「大人」な面を継承しつつもしっかりポップな、いろんな人に届く一曲です。


8cmのピンヒール

そんな曲を一曲目に据えていることから、このアルバムである種「大人のバンド」としてチャットが脱皮しようとしていることを伺うこともできます。


第2位 「YOU MORE」
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チャットモンチー

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「明るい、楽しい」をテーマに制作されたというこの一枚。
注目すべきは、「バースデーケーキの上を歩いて帰った」「謹賀新年」「桜前線」と、一曲一曲のクオリティがめちゃくちゃ高いにも関わらず、シングル曲が一曲も収録されていないこと。
よって、頭から最後までいろんなバリエーションの曲をやりつつも、アルバム全体の流れが統一されていてとても気持ちいい。

例えば7曲目からラストまでの「少年のジャンプ」→「拳銃」→「余韻」。
超ポジティブな明るい曲から一転、感情を爆発させたような激しい曲、最後はその「余韻」を引きずりつつも切ない曲。たいへん粋な構成です。

ちなみに、個人的に特に思い入れが強いのが最終曲の「余韻」でして。

このアルバムが発売された当初、チャットのメンバーは三人いて、その後ドラムの高橋氏がバンドを脱退されたことは皆さんご存知かと思います。
実は、高橋氏がメンバーに脱退の意思を伝えたのが、このアルバムのツアー真っ最中の出来事でありまして。

このツアーのドキュメンタリーDVDの中で、それを知ったボーカル橋本氏が「余韻」の曲中に感極まったのか歌詞を歌いきることができずに、ひたすらギターをかき鳴らすシーンが収められているんです。
ちょっと歌詞を見て想像してみて下さい。あれは超感動的でした。


で、そういう意味で注目して聴いて欲しいのが「草原に立つ二本の木のように」。脱退を発表した高橋氏の作詞した曲です。

「あなたという傘の中
雨のない世界もいいけどね」
「この小さな手で
つかみたい花を 見つけてしまった」

高橋氏、この頃にはきっと脱退を決意していたんでしょうね。そう思って聴くとなんとも言えない気持ちになる一曲です。



第1位 「変身」
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もうこれはひとえに、あれです。高橋氏脱退からこの形で、ここまでの復活を遂げたことに対する賞賛の意味での、1位です。
メンバーの脱退で失意に暮れる二人。それでも二人であることに意味を見出し、価値を付けようと試行錯誤する。

その物語を知った上でこの一枚を通して聴くだけでもう、わーっとなります。

参考記事:チャットモンチー ―大変身だったと思います―

特に一曲目の「変身」。
このわくわくするイントロと、全く聴いたことない曲の構成。まさに「変身」。この変化をポジティブに受け止める二人の覚悟がびしびし伝わってきます。

これもいいです。二人編成になったからこそできる曲。


コンビニエンスハネムーン

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とまぁこんなかんじで、ほんとにひたすら進化、進化、変身を遂げていくのがこのバンドのすごい所でですね。
次は何をやってくれるのかと常にわくわくさせてくれる三人、もとい二人なんです。

自身のホームページで新メンバーの募集なんかも始めたみたいなので、まだまだ何かやらかしてくれそうです。