はいというわけで、このカテゴリでは、僕の思う「ロキノン系」アーティストの名盤をレビューしていきたいと思います。

元々このブログは、僕がただ好きなアーティストについて書き散らかすだけのものにするつもりだったんで作りました。でも、それなりにアクセスしていただく方も増えて参りまして。それなら、少しでも皆様のお役に立つ記事を書けたらなーと考えた結果、このようなカテゴリを作成することに相成りました。

まぁ言っても何を名盤と思うかなんて、本当に1000%人それぞれです。
昔好きだった女の子に貸してもらった、初めてのバイト代で買った とかそういう思い出で、そのCDへの思い入れって全然違って来ますよね。それも含めての「名盤」だと思うんです。

てわけで、このカテゴリでも相変わらず好き勝手書かせていただきます。この「人それぞれ」を少しでも楽しんでいただけますと幸いです……。



第3位 「COSMONAUT」
COSMONAUTCOSMONAUT
BUMP OF CHICKEN

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3位にはしちゃいましたが、「ユグドラシル以降」のバンプをまともに聴いていない方には、ぜひ!ぜひ聴いていただきたいアルバムでございます。
前作の「orbital period」で、彼らはなんというか宇宙的な(?)壮大なテーマに挑戦しておりました。これがねー。よくも悪くもそれまでのバンプとは随分方向性が違ってたんですよね。あのおとぎ話のような、やさしさ、ぬくもりにあふれたかんじから、「いきなり宇宙すか!?」っていう。

このアルバムは、その「宇宙感」と「おとぎ話感」のバランスが非常に取れてるんです。

シングルですが、この曲がまさにそれを表してるんです。
テーマは宇宙。でも暖かい。


宇宙飛行士への手紙

で、一曲目の「三ツ星カルテット」やシングル「魔法の料理~君から君へ~」は「あたたかいおとぎ話感」全開。
でもあくまでアルバムタイトルは「COSMONAUT」。

「バンプのこれまでとこれから」を知れ、彼らを好きになれる一枚です。


 第2位 「ユグドラシル」
ユグドラシルユグドラシル
BUMP OF CHICKEN,藤原基央

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まー名盤ですね。これに関しては、僕が語るまでもないでしょう。Amazonのレビュー読んでみてください。
この物語性と1曲1曲のクオリティの高さは マジでとんでもないです。ゼロ年代のロック史に刻み込まれるべき一枚だと思います。


第1位 「FLAME VEIN」
FLAME VEINFLAME VEIN
BUMP OF CHICKEN,藤原基央

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なんなんでしょうねーこの圧倒的な「アツさ」は。
これ以後のバンプの方が絶対に一曲一曲でいろんなことをやってて、歌詞やメロディ、演奏全てにおいてこの時のバンプを上回っているはず。
にも関わらず。にも関わらずなぜか、このアルバムを聴いていると、ただひたすらに涙が出てくるんです。


バトルクライ

「ガラスのブルース」「とっておきの唄」「ナイフ」「バトルクライ」。この純粋なバンドサウンドと歌で本当に何回泣いたかわかりません。
そこから進化したが故のヒットで、だからこそ僕は彼らを知り得たわけなんですが、それでもやっぱり、このかんじのバンプをこの一枚でしか聴くことができないのは本当に残念だなあと思う次第であります。

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てなかんじで、とりあえず3枚紹介させていただきました。

順位付けはしたんですが、まあ、他のももれなく超神盤ですからね。「今3つに絞れ!」って言われたらどうだろうって考えてこうしたので。なんかほんとすみません。

今後も形は違うかもですが、このカテゴリは続けてこうと思ってます。ひとつよろしくお願いいたします。