このページでは星野源のレビュー、人気曲、おすすめ曲を掲載しています。

☆このアーティストのアルバムは、僕のおすすめCDストアにて、殿堂入りCDとしてご紹介しております。ぜひご覧下さい☆

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星野源公式サイトより転載

■プロフィール
1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。学生の頃より音楽活動と演劇活動を行う。2000年に自身が中心となりインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。2003年に舞台「ニンゲン御破産」(作・演出:松尾スズキ)への参加をきっかけに大人計画事務所に所属。10年に1stアルバム『ばかのうた』、11年に2ndアルバム『エピソード』(第4回CDショップ大賞準大賞)を発表。12年2月発売の2ndシングル『フィルム』はオリコンウィークリーチャート4位を記録した。その後、7月発売のアネッサCMソング「夢の外へ」、11月発売の4thシングル「知らない」が立て続けにヒットを記録した。(星野源公式サイトより引用)
この甘い顔に、嘘みたいな癒しボイス。ロキノン系女子にはたまらんでしょう。
この1年で一気に知名度を上げた星野源さんをご紹介したいと思います。

彼の魅力は、一にも二にもこの「声」です。ハナレグミだとか七尾旅人の声のような、夜に照明落として部屋の隅っこで三角座りして聴いてるとほっと心が溶けていきそうな圧倒的癒しボイス。

でもこの人の声って、実はゆったりした癒し系の曲だけではなく、アップテンポな楽しげな曲にもよく合ってるんです。


化物

ね。このともすればギャップのようなものもまた良い。

で、聴いてるとわかると思うんですが、例によって彼の楽曲もまた、歌詞とメロディーのバランスがすごい面白いんです。

例えば「化物」で言うと、このサビのフレーズとか。

「誰かこの声を聞いてよ
今も高鳴る体中で響く
叫び狂う音が明日を連れてきて
奈落の底から化けた僕をせり上げてく」

こんな明るい曲なのに、「叫び狂う」とか「奈落の底」みたいなショッキングなフレーズが出くる。でもそれが「明日を連れてきて」「僕をせり上げてく」んです。で、タイトルは「化物」。
他の曲でもこういうのは随所に見られます。

聞けばこの星野源さん、スカインストバンドのSAKEROCKの一員だったことは有名なお話ですが、音楽にとどまらず、俳優や執筆活動にまで取り組んでらっしゃるそうでして。
このいろんな文化への造詣の深さから、このような面白い歌詞とメロディが生み出されたのでしょう。実際
SAKEROCKの曲ってメロディが星野源さんっぽいんですよね。まあそりゃそうですが。

星野源さん、最近は漫画「聖★おにいさん」の声優に抜擢されるなど、かなりすっかりメジャーな存在となっています。
この機会に星野源さんの楽曲はもちろん、SAKEROCKみたいなインストバンドを聴く人が増えたりすればなーと思います。



 以下、僕の星野源オススメベスト3! (YouTubeに飛びます)

【1位】
ばらばら
すみません。動画みつからなかったです。映画「モテキ」の劇中歌なんですが、これがあのシーンと本当によく合っているんですよねえ……。ここでは聴けないので、ぜひCD 買って聴いてみて下さい。

【2位】
くせのうた

「知りたいと思うには 全部違うと知ることだ」
上の「ばらばら」といい、星野源さんの曲は、こういう「みんなそれぞれ他人だけど、うまいことやってこうよ」みたいな考えが垣間見えます。
【3位】
ギャグ

「聖★おにいさん」主題歌。これも、底抜けに明るいメロディながら、歌詞にはどこか物悲しさを感じます。それでも絶対にポジティブな方向に帰結するのが源さんのいい所ですね〜。