このページではPOLYSICS (ポリシックス)のレビュー、人気曲、おすすめ曲を掲載しています。

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(POLYSICS公式サイトより転載)

■プロフィール
 ハヤシ(G, Vo, Syn, Programming)、フミ(B, Vo, Syn)、ヤノ(Dr, Vo)からなるニューウェイブロックバンド。1997年、高校生だったハヤシを中心に結成。1999年にアルバム「1st P」をインディーズからリリースし、2000年にメジャーデビュー。独自の音楽性と過激なライブパフォーマンスで人気を集める一方、2003年にはメジャー1stアルバム「NEU」をアメリカでリリースし、初の全米ツアーも実施するなど海外での活動も本格化させる。2010年3月には初の日本武道館公演を実施し、初期メンバーのカヨ(Syn, Vo, Vocoder)がこのライブを最後にバンドを卒業。以降は3ピースバンドとして活動を続ける。(ナタリーより引用)
おそらく誰にでも、自分の好きな曲、嫌いな曲を判断するフィルターってあると思うんです。
「歌詞が日本語じゃないと嫌」とか、「ベースが遊んでる方がいい」とか、「メロディはキャッチーじゃないと受け付けない」とか、「メタルしか聴かない」とか。

僕にとってのそれを一つ確立したのが、このPOLYSICSというバンドなんです。


サングラス?ともまたちがう、変な黒メガネにオレンジ色のつなぎ。POLYSICSと言われて最初に頭に浮かぶのは、そのビジュアルでしょうか。
あとはライブパフォーマンス。今はもう脱退しちゃったキーボードのカヨさんはほんと衝撃でした。縦笛吹いたりポンポン持って踊ったりそれを超無表情でやるっていうね。その前でハヤシさんが暴れ回ってるその落差にしびれてました。
彼らのすごさは、そんなビジュアルやらライブでのパフォーマンスも含め、曲のサウンド、メロディに至るまで、そのすべてがとにかく「ヘンテコ」なところにあります。  


例えばこれ。


シーラカンスイズアンドロイド

ハイスタ、アジカン、テナー、くるりを聴き漁り、正統派ギターロック、パンクロックこそがアンダーグラウンド音楽の神髄であると信じて疑わなかった高校時代の僕がこの曲に出会った時の衝撃は相当なもんでした。

まずタイトルね。日本語にしたら「シーラカンスはアンドロイドです」ですからね(笑) そっからなんのこっちゃわかりませんでした。
で、このピコピコ音。YMOやらDEVOなんて当時の僕は当然知らないわけですから、これはとても新鮮に聞こえます。

そして何気に、歌詞もいいんですよ。
シーラカンスイズアンドロイド 歌詞

「夜動く」連呼とか
「人目を気にするアンドロイド」
とか、好きなんですよね~こういうフレーズ。なんかシーラカンスかわいいってなりません?実際シーラカンスって見た目超こわいんですけどね。

曲の構成も、高校生ながらにすんごい特徴的だな~と思った記憶があります。
イントロの中国っぽいところ(?)から一転して「胸にシンボルP!」。「C.O.E.LAKA…」コール。で、超キャッチーなサビ。サビ終わったらまた中国にリターン。
この分断しているようでいて、でもしっかり物語になってるかんじ。超かっこいいです。


これまで紹介記事でさんざん語ってきたんですが、僕はこういう「裏切り」のある曲が大好きなんです。まさにこの曲のように、「え、それやったあとこれやる?」ってかんじの曲が。それがまさに、冒頭で話した、音楽の良し悪しを判断する僕の「フィルター」になんです。

それを無意識にでも刷り込んでくれたこのPOLYSICS。そういう意味で、僕にとって彼らは本当に特別なバンドです。



以下、POLYSICS僕のオススメベスト3! 

【1位】BUGGIE TECHNICA

まあ1位はこの曲以外あり得ないでしょう。インディーズ1stアルバムに収録され、その後何度か再録されて何枚かのアルバムに収録されている、POLYSICSの超代表曲です。もう説明不要、理屈抜きに踊りだしたくなる1曲です。
で、この動画はその代表曲を、カヨさんの引退ライブである「BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14」の最後の最後で披露してるとこです。観るたんびにほんと鳥肌立ちます。何がすごいって、2回目ですからね、この日にこの曲やるの。ライブの頭で一回やって、ラストでもっかいやってっていう動画です。もうこの場にいた方々がうらやましくてしょうがなくなる動画です。
やっぱあれですよね。当たり前ですけどこういう引退ライブとか活動休止前ライブみたいなのって、ほんと空気から何から、ちょっとおかしいですよね。高校野球の「これ負けたら終わり」って条件からくる神展開に似た奇跡が起きるんでしょうね。この動画はまさにそんなかんじです。

【2位】Let's ダバダバ

みなさんもそうかと思いますが、正直POLYSICSの「カヨ脱退後」ってファンとしてはすごい不安だったわけですよ。ほとんどの曲が彼女ありきで作られていただろうし、ライブでも彼女がパフォーマンス的にも曲的にもいろんなことをしてくれてたわけですから。
そんな僕らの心配を完全に吹き飛ばしましたよね。この曲は。やっぱりPOLYSICSはいい意味で「ハヤシさんのバンド」なんだなーと感心させられました。

【3位】I my me mine

これもブギーテクニカレベルの代表曲です。ていうか、POLYSICSで一番有名な曲はこれなんですかね実は。高校時代、POLYSICSのライブで、カヨさんがガチで縦笛吹いててその場面がすんごい盛り上がってたのが印象的です。
と、「縦笛の曲」とも思われがちですが、僕はその縦笛に入る前のイントロがすんごい秀逸だなと思っておりまして。ド頭の電子音からピコピコ系でわーっと来るのかと思いきや、ミディアムなリズムでギターとベースが気持ちよく交差し、カヨさんの「I my me mine I my me mine…」が入る。超かっこよくないですか。それがあっての縦笛ですから。