このページではthe telephones (ザ・テレフォンズ)のレビュー、人気曲、おすすめ曲を掲載しています。

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(the telephones公式サイトより転載)

■プロフィール
2005年、埼玉北浦和にて、結成。 Vo/Gt/Syn 石毛が創造する様々な音楽の情報量を感じさせる楽曲と、エネルギッシュ且つ個性あふれるステージングで、埼玉・東京を中心に活動し、独自のダンサブルな エ レクトロサウンドでライブハウス、クラブシーンを問わず動員を増やす。  (the telephones公式サイトより引用)
ディスコって叫びながらわーって踊りながらわーってライブするバンド。ザ・テレフォンズです。ほんとにそれ以上でも以下でもないです。ここまで潔いバンドも珍しいです。ただひたすらに「ライブでディスコって叫びながらどれだけ楽しく踊れるか」だけを考えて音楽やってらっしゃるんだろうなと思います。

ていうかこの写真、すんごいテレフォンズっぽさが出てていいですね(笑)


このバンド、今年の春頃に「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」と題したアルバムを出したんですが



このアルバムについて、メンバーが以下のインタビューにて「セルフタイトルのアルバムみたいにしたかった」みたいなことをおっしゃってます。

石毛:
ちょうど「そろそろセルフ・タイトルを出すタイミングだな」って考える時期だったと思うんだけど、今回じゃないなって。で、最近のテレフォンズを表わす言葉を考えたときに、この4ワードが象徴的かな、と。なんて言うか、自分たち本来の感じが出せたんですよね、今回は。「テレフォンズって、こんな感じだよ」って言えるアルバムになったので。
長島:
やってる最中は「これこれ!」っていう感じで自然にやれてた部分が大きくて。で、出来上がってみると「これ、テレフォンズだな」と思えたというか。
「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」って題したアルバムが「テレフォンズって、こんな感じだよ」となるわけですから。自他共に「ライブで感情むき出して踊る」ためにいるバンドなんだと認めてらっしゃるわけです。

じゃあ実際どんだけ踊れるのさ!

ってわけで見ていただきましょう。


the telephones僕のオススメベスト3! 

【1位】Keep Your DISCO!!!


先ほどご紹介しましたアルバム、「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」に収録されているテレフォンズ初のシングル曲です。「セルフタイトルレベルのアルバム」と豪語されてる一枚に入ってるシングル曲ですからね。どんな意気込みが込められてるんか、と思いボーカル石毛氏のブログを覗いてみましたところ、こんなことを書いてました。
正直ディスコってつく曲はもう良いかなと思ったのですが、変に逃げにまわるよりもう攻めるしかないっしょ!という割と捨て身の戦法でした。(中略)
ええええええ!「ディスコってつく曲はもう良いかな」って!ええええええ!
誰もが、誰もが薄々気づいてはいました。「テレフォンズ、『ディスコ』って言い過ぎじゃね?」って。それでもこれをひたすら、ウザいくらいに続けるのが彼らの芸風で、なんだかんだ僕らもそれを観にライブに行ってる感があったのですが。まさか彼ら自身までもがそう思ってたとは(笑)

でも安心してくださいみなさん!

そのおかげか歌詞も”死ぬまでディスコしよう”という普通に生きていたら耳馴染みのない展開に。
でも1つの事を続ける事で”世界は変える事が出来る”と僕は思います。
音楽で世界全てを変えるにはもう難しい時代になってしまいましたが、魂のこもった意思を持っている音楽が聴いた人の何かを変える力を絶対に持っていると信じています。自分がそうだったので。
そう、自分が諦めず望めば世界は少しずつ変わっていくのです。
てか変わっていって欲しいです。
悲しい事が多すぎるからせめて音楽を聴いてる時はハッピーがいい。
引用元同上 
きました!「死ぬまでディスコしよう!」宣言!いやーやっぱりテレフォンズはこうでなくちゃね。その理由が「1つのことを続けていたら世界は変える事が出来る」ですから。相当な強い意思を持ってディスコしてらっしゃるんですね。そんな決意の一曲です。

【2位】I Hate DISCOOOOOOO!!!


keep your discoを1位にしちゃいましたが、実際ライブで聴いていちばん盛り上がるのはこの曲じゃないでしょうか。ディスコディスコと踊りながらも、なんだかんだテレフォンズ好きな人ってこういうハードロックっぽい曲で好きですからね。僕も含め。
曲のいいとことしては、とにかく構成、アプローチの斬新さでしょうか。頭のシンセとギターのフレーズはテレフォンズ・スタンダードなかんじですが、1:40くらいからのオーオーオーオーオーオーつってリズム落ちて、ディスコ連呼のサビに入るところみたいなメタルっぽさも加わってたりなんかしてね。タイトルがI Hateなのはそういう理由なんでしょうか。テレフォンズにしかできない曲だと思います。

【3位】A.B.C.DISCO


なんというか、イントロのシンセが醸し出す「アナログ時代に夢見た未来」感が全てを支配してる曲ですよね。初めて聴いたとき、なぜか小学生ん時に見てたドラえもんを思い出しました。
同じ「DISCOシリーズ」でも前述の2曲とは随分毛色の違うシンセポップです。上の2曲に加えてこういうのもできるのが彼らのすごいところですよねー。割と初期の曲なのでいろいろ探ってたってことなんでしょうか。両方続けてほしいなー。




はい、いかがでしょうか。
とにかくディスコディスコ言ってるバンドなんだってことがわかったと思います。いやーほんとにまっすぐで潔い。

でもそんな彼らも、実はこのディスコ哲学について悩んだ時期もあったそうでして。

自分たちではいろんな音楽をやってるつもりなんだけど、「DISCO」っていうワードが強過ぎて、全部一緒に聴こえてしまってるんじゃないかって。例えば、“I Hate DISCOOOOOOO!!!”っていう曲はメタルっていうかハードロックだし、“A.B.C.DISCO”っていうのはシンセポップなんですけど、「DISCO」っていう言葉のせいで一緒に聴こえちゃうのかなって…勝手に悩んでたんですけど(笑)(略)ロックバンドとして認められたいっていうのは強くあったんです。
(中略)
最初の頃はお客さんがいなかったから何とも思ってなかったんですよ。ギャグというか、ロックシーンに対するカウンターになればいいと思ってやってたんで。でも、それが支持されるようになったらいろいろ考えるようになっちゃって、「嘘から出た実」じゃないけど、「どうしよう?」って。今はもうないですけどね。 
ロックバンドとしていろんなことに挑戦しているのに、少々誤解を持って認められてしまったんじゃないか、と悩んでらっしゃたわけですね。

まあねえ。シンセポップからメタル、ハードロックまでほんとにいろんなことやってても結局「ディスコ」でひとくくりにされちゃうもどかしさっていうのはあるかもしれんですね。
でも一方で、彼らが出てきた時の音楽ファンの衝撃は相当なものがありましたからね。石毛さんの言う「カウンター」をモロにくらった心持ちになりました。「ああ、こういう音楽があったのか」と。テレフォンズは、様々なジャンルの音楽をモチーフにしてはいるけれども、結果として「テレフォンズの音楽」に昇華してますからね。

みんな感覚的にでも、「いろんなことやってるテレフォンズ」を感じてるんじゃないでしょうか。少なくとも僕はそうなんですが。

まあ「一生ディスコします」って言っちゃいましたからね。こんな些細な悩み吹き飛ばして、「DISCO」と叫びながらライブで騒ぎまくるあのスタイルは今後も貫き通し欲しいなあと思う次第であります。